※注意※

時期的にちょうどよかったのでハロウィンにしてみました★

ムクツナをやるつもりがツナムクです。

ちなみに+10設定です。

我らが10代目沢田綱吉様が真っ黒ですww

そして骸様が超ヘタレですwww←

おkな方のみ下へスクロールしてくださいっ!!


































































10月もあと10時間程で終わりとなった今、特に普段と変わることもなく私室に引きこもり、山積みになった書類に目を通しつつ手の中のペンをクルリと一回転させる。


と、室内だというのに霧が立ちこめてきて。明らかに不自然なそれは、おそらく霧の守護者―――六道骸によるものだろう。


最初こそ驚きはしたものの、こうも毎回同じように出てこられれば人間いつしか慣れるもので。今では逆に普通に入ってこられた時の方が驚いてしまうくらいだ。


「クフフ、お久しぶりです、沢田綱吉。」


特徴的な笑い方と、パイナップルみたいなその髪型。やはり現れたのは骸である。


奴に、と言うか他人に仕事の話以外でまともに面会するのはすごく久しぶりな気がする。


スケジュールの管理等は(自称)右腕の獄寺君が全てやってくれているし、オレがすることと言えばそれこそ書類にサインするくらいで。


だから、時々廊下ですれ違うか仕事で顔を合わせるか以外では殆ど他人に合わないまま、気付けば1週間程が過ぎようとしていた。


「早速ですが、今日は何の日かご存知でしょうか?」


そう言われて机の上にある日捲りのカレンダーに目を向ければ、表示されている日付は10月31日。


特に何も無い...と言いかけて、カレンダーの端に書かれている"ハロウィン"の文字に目がとまった。


―――――いや、忘れていた訳ではない。外国の行事である為日本では風習がないから、ついスルーしかけていただけだ。


「ハロウィン、そう言いたいんだろ?」


オレがそう言ってカレンダーから視線を上げ骸の方を向けば、彼は満足そうに頷いている。


「というわけで沢田綱吉、"Trick or treat"です。」


そして、満面の笑みを浮かべながら、オレの方に両手を差し出してきた。


"Trick or treat!"―――"お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!"


外国では夜に子供たちがそう言いながら近所の家を渡り歩き、お菓子を貰う。そんな風習があるらしい。


そして、夜でもないしましてや25にもなった大人であるが、目の前の男はそれを実行しようとしている。


幸いにも...と言うべきか、オレの机の引き出しの中には疲れた時に食べようと、一口サイズのチョコや飴が入れてある。


それを適当に何個か掴み取って骸の手の上に乗せてやれば、彼は嬉しそうな、でもどこか悔しそうな何とも言えない表情になった。


「何、気に入らなかった?」


「いえ、そういうわけではありませんが...。」


どうせハロウィンを言い訳に、良からぬことをしようかとでも考えていたのだろう。それくらいのことは超直感を使うまでもなく手に取るように分かる。


普段は酷く曖昧なのに、こういう時だけは本当に分かりやすい男だ。


「じゃあオレからも。"Trick and treat"。」


そしてオレは、ひとつの駆け引きに走ってみることにした。


用意周到な骸のことだから、きっとオレも同じことを言うのを見越してお菓子を用意して来ているに違いない。


だからと言って素直にお菓子を渡されて終わるのも癪に障る。ならば、二者択一なんてやめてしまえ。―――――それがオレの考えだ。


気付かれてしまえばそれで終わりなのだが...。果たして彼は気付くか否か。


「クフフ...。そう言うと思ってお菓子はもう用意してあります。」


そう言いながらどこからか綺麗にラッピングされたチョコクッキーを取り出す骸。


意外にも彼は気付いていないようで、先刻とは打って変わり得意げな表情をしている。


「ありがと。」


オレは骸のすぐ横に立ち、右手に乗せられたそれを受け取ってから少し背伸びをして―――――





その頬に、そっと口づけた。


「ちょ、ちょっと何をしているんですか綱吉君っ!!」


そして、案の定顔を真っ赤にしながら俯く骸。


経験豊富そうに見えて、実はかなり初な奴である。


「オレ言ったよね、Trick "and" Treatって。」


顔を覗き込みながらそう言って笑えば、骸は更に顔を紅くする。


「じゃ、悪戯の続きしよっか。」


そう言ってから骸を床に押し倒し、その唇に再び口付けた―――――








*―*―*アトガキ(という名の言い訳)*―*―*

結局ムクツナに挫折しツナムクにしてしまいましたww

趣味丸出しでスミマセン(汗)

個人的にツナ攻め・骸受け・雲雀受けが好きなんですww←

誰が何と言おうと好きなんです←

前半(と言ってもほんとに最初ちょっとだけ)の骸様はイケメンなのに、徐々にヘタレになっていくというww

途中で骸がツナを呼ぶ時、フルネーム呼びから綱吉君に変わるんですけど、おそらくその辺りからヘタレてますね←

後半、強引に終わった感が出まくってる...orz

あ、ちなみに続きは18禁展開と言うことで←

続きが気にならないと言えば嘘になるんですけど、紅月は余裕で18歳未満なので自重しておきますww

そして無駄に凝ってるタイトルロゴ。

でもあれ製作時間5分とかけてないですww



ではでは炎花藍奏・なぎさ様、リンク&素敵過ぎる骸様イラ、本当にありがとうございました!!

※なぎさ様のみお持ち帰り可です!!!










†back†